→ 写真を大きく見る 今日も引き続き、イエメンの旅写真より。 上の写真はこのブログの記念すべき600枚目! さて、前回までサナアの街風景をちょこちょこやってきました。 サナアの街、特に旧市街は今でも古い建物が残る情緒ある街並みですが、そんな「アラビアンナイト」風の世界を形成しているエッセンスの一つとして挙げられるのが、街の人たち。 新市街ではスーツ姿や普通にジャケット&ジーンズ姿の男性も見かけるのですが、旧市街に入り込むと多くの人が、未だに民族衣装を身につけています。 下のおじいさんがその典型的スタイル。 白か薄いグリーンやグレーのコットンワンピースにジャケットを羽織り、頭には頭布を巻いています。 この頭布は無地のものに刺繍がほどこされているものだったり、チェックなどの柄モノ(よく中東で見かける白×黒や赤×白のチェック)だったりといろいろ。 巻き方も人それぞれ、頭に巻かないときは肩にかけていたりと、服がみんな同じ分、ここでおしゃれを楽しんでいるようでした。 私たち夫婦の個人的興味で聞いたところによると・・・、 前者の刺繍入り頭布はイエメン向けにインドでハンドメイドされており、後者の柄モノは中国工場生産なんだとか。 イエメンでは男性用として販売されていますが、特に前者の刺繍入り布は、デザインがとても可愛く、インド製と知りつつ、ショールとしてお土産に数枚購入しました。 うーん、伝統服飾にもグローバル化の波が! そして、もうひとつ忘れてはならないのが、ジャンビーアという半月刀。 多くの人が、腰ベルトにさして普通に街を闊歩しています。 噂には聞いていたのですが、ホントに今でもそうなんだ!と少し感動。 上の写真はそのジャンビーア用ベルトのお店。 こういうお店が旧市街にはたくさんありました。 左から2番目の男性、こぶとりじいさんのようにほほが膨らんでいたり、いちばん右手前の男性が手にしている緑色の物体については、長くなりそうですのでまた後日取り上げます。 →写真を大きく見る
by munan-munan
| 2008-11-13 23:57
| イエメン
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