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高山病の心配   カラクリ湖Ⅱ
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写真はカラクリ湖へ向かう途中、休憩で立ち寄ったところ。
我がドライバーのZ君曰く、彼らはキルギス族の人達だそうです。

目的地のカラクリ湖よりさらに先に向かうと、塔什库尔干塔吉克自治县(=タシュクルガン・タジク自治県)という県があります。
そこは、中国全国で唯一のタジク自治県で、人口のほとんどがタジク族の人達です。

カシュガル地区の民族は多様です。私には見分けがつきませんが・・・。

で、ドライバーのZ君からは、カラクリ湖へ行く前から、「カラクリ湖へ行くなら、タシュクルガンまで足を延ばして一泊した方がいい!」と言われており、今日も「タシュクルガンまで行く?」と聞いてきます。

そんな、めったにタジク族が住む街なんて行けないし、行きたいのは山々なんですが、私にとっては大きな障害が・・・。

実は、カラクリ湖の標高は3600m、タシュクルガンも3200m、自治県全体の平均海抜は4000m!

かなりの高地なのです。カシュガルが1300mと聞いたので、かなりの高度差です。
そこで、心配なのが高山病。

発症するかしないかは個人差やその時の体調によるのですが、実は去年、ペルーのクスコ(標高約3400m)へ行った時、飛行機で直接現地入りしたのですが、到着したときは、「あ、空気が薄いかも。」と感じただけで、平気だったのです。

ただ、初の高地ということで、その日はゆっくりゆっくりと街を散策して、夕方ホテルに一旦戻って、休憩。いつの間にか30分ほど寝てしまいました。

そして・・・。

仮眠から目が覚めて、起き上がると、急に息苦しくなって、深呼吸しようとがんばるのですが、呼吸が出来ない!
そのうち、手足がしびれてきて、動けなくなって、何とか椅子に座ったものの、呼吸が出来ないし、体は硬直するしでパニック状態。

運良く、旦那と一緒だったので、ホテルの人を呼んできてくれ、これまた運良く、ホテルに大きな酸素ボンベがあったので、酸素吸入ができ、徐々に回復したのです。

酸素ボンベが来るまでの間、「もうこれで死ぬかも・・・。」って正直思いました。

なので、私にとって、「いきなり高地に到着して、しかも設備の整ってないところで、一人で眠る」というのは、かなりの恐怖なのです。

寝ると人間は呼吸が浅くなるので、必然的に取り入れる酸素の量も減ることから、到着した時は問題がなくても、寝てる間とその後が非常に要注意なのですね。

「私は高山病にかかりやすいから、タシュクルガンには行けない。」
としきりにZ君に言うのですが、

「僕と一緒に行った旅行者全員大丈夫だったから、君も大丈夫。」

とのんきに言います。そこで、私がペルーでの出来事を事細かに聞かせると、彼もさすがにびっくりしたらしく、以後営業は一切なし。

「今日は絶対車で寝たらだめだ!!それから、ゆっくり行くことにしよう。」
と言ってくれました。

高山病にめっきり弱い私ですが、対処法はあり、それは、高地に行く前に薬を服用すること。
ペルーで医者からもらった薬が残っていたので、今回それを「念のために。」ということで、持参していたのですが、カラクリ湖に行くと決まって、ちゃんと前もって服用しました。

ま、薬が効くからといって、今回、高地に宿泊する勇気はさすがにありませんでした。

だんだん高度があがってくると、短時間滞在とはいえ、やはり少し緊張します。


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by munan-munan | 2007-06-26 11:44 | 中国 新疆
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