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中国都会の結婚&住宅事情  中国・上海3
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前回に引き続き、上海より。

「新婚部屋を見に来てね。」
という結婚式を間近に控えた友人から連絡をもらい、式の前日の忙しいところなのですが、お家訪問してみました。

場所は浦東のとあるマンション。

実は、彼女(新婦)の実家は2010年に開催される万博の会場予定地に建つマンションだったため、政府が立ち退きと取り壊しを決定。で、政府指導のもと、新しいマンションを与えられ引越しをしたのでした。
引越し先が以前の場所より中心部から離れていたのと、一つ一つの家の間取りが以前の家より狭かったため、同じ区画にあるマンションの2つの部屋をもらったそうです。
これが、ちょうど私が上海に住んでいた時で、両親と一緒に住む彼女から「こういう経緯で引越しするんです。」という話を聞いて、「うーん、中国政府のパワーはすごい。」と感じていたのでした。

で、2つもらったうちの1つだけを両親が使用していたのですが、今回彼女が結婚するにあたり、空いていたもう1つの家に新郎と住むことになったそうです。

これを聞いて、夫婦ともども「ラッキーだね~。よかったやん。」と口にしました。
なぜか。

それは、中国の結婚前のお決まり事があるからなのです。

「男性は結婚前に新居を用意すること。」

日本の大多数の新婚家庭がするように、「新しく借りる」のではなく、「新しく買う」のです。

私が今まで知り合い良く話をする中国人の女の子は仕事の関係上、広東省や上海など都会で生活する大卒の子が多いのですが、何人か「結婚することになった。」といわれ、色々話を聞いていると、皆が一様に、

「結婚前は男性が家を買うのが普通。家を持っていない男性とは結婚できない。」
と言います。

最初は、「結婚の条件、厳しいなぁ。」と思っていたのですが、皆が皆そのように言うので、条件というより、常識のような感じです。
日本に比べマンション価格は安いですが、それでも広州や上海のマンションは結構高い。
しかも、中国は日本ほど晩婚化が進んでいるわけではなく、20代に結婚する人が多いので、買うのは厳しいはず。
「愛があればなんとかなるさ。」的に、頑張ってやっているのでしょう。

そして、もう一つ大変なのが、中国のマンションは日本と違って、中が空っぽ、未内装の状態で売られているので、買った後に全部自分で内装を仕上げなければならないこと。
キッチンなどの水回りから壁まですべてです。

これが結構大変らしい。広州の女性から聞いた話だと、「内装業者は結構悪い会社もあるので、選定するのも注意が必要。詐欺のような会社もあるからね。ぼったくられたり。」とか。

実際、私は上海で新築のマンションに入居したことがあるのですが、トイレに問題があり、大家さんに連絡して業者に見てもらったら、大家さんもビックリの手抜き工事が発覚したということがありました。

けど、自分でいろいろ好きなように選べるというのは楽しいかもしれません。
床はどうしようか、キッチンは何色にしようか、この部屋の壁紙はどうしようかとか・・・。

で、新婚部屋に戻りますが、両親が未内装のまま所有していたので、結婚後住むことに決定してから内装をしたようです。
1年くらいかかったとか!

かわいらしいピンクの部屋ができてました。完璧に彼女の趣味です。
これを見て、「やはり上海女性はやるな~。」と思ったのでした。
(上海の男性はやさしいことで有名、女性は強いことで有名です。もちろん、いい意味で・・・。)

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結婚前はこんな風に赤いカバーでベッドメイキングするそうです。

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よく中国や香港でお宅訪問するとこんな写真が(しかもポスターのようにデカイ)飾ってあります。

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タンスからトイレ、写真のドアホンに至るまでイチゴやハート、キティやミッキーなんかのキャラクターシールが貼られてました。
「上海の女の子はみんな可愛いのが好きだから、他の人も貼ってますよ~。」なんて言ってましたが、いやいや完全に彼女のワールドです。

さて、もう完璧に住める状態まで準備されているのですが、「結婚式が終わるまでは寝泊まりしない」そうです。
この辺はきっちりしています。
by munan-munan | 2009-09-27 21:38 | 中国 上海
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