前回に引き続き、UAEのドバイより、半日のトランジット旅写真。 上の写真は町中の商店で見かけたマネキン。 男性はこのようにオバQのような白いシャツワンピースを着ています。 イエメンからドバイにやってくると、その白さがまぶしいほど! (イエメンは、薄いグレーやベージュ、グリーンなどちょっと色つきのものを身につけている人が結構います。) しかも、皺ひとつないパリッとした仕上がりなので、高級感ただよっています。 そして、何といってもイエメン人より縦横ともに体格がデカイ! 同じアラビア半島でもここまで違うんだ~、とちょっと驚きなのでした。 頭にはグトラと呼ばれるスカーフを巻いているのですが、写真のような赤白チェックのものより、真白なものをしている人の方が多いです。グトラが落ちないように抑える黒い輪のような紐は写真と同様。 これもイエメンとは違います。イエメン男性はこの黒い輪は使ってません。 さて、ドバイの男性の服装を紹介しましたが、実はドバイ人に遭遇する確率はかなり低い。 空港に到着し、入国審査のためにゲートに向かうと、審査官のオバQ男性(←失礼!)と黒い服を身につけた美しい女性が不必要なほどうじゃうじゃいるので、「UAEに着いた~!!」と実感できるのですが、いったん街に出ると「あれっ?」というほど見かけません。 スークとかをぶらぶら歩いていると、店頭のオバQマネキンの方が実物より多いんではないかというほど(笑)。 そうなのです、実はドバイは人口約150万人のうち、外国人労働者が約130万人。ほとんどが外からやって来た非現地人なのです。 聞いてはいたのですが、実際行ってみるとそれを驚くほどに実感。 半日の滞在中に話をした人で、うち国籍が分かった人は以下の通り。 インド人(3名)、パキスタン人、スリランカ人、フィリピン人、モロッコ人。 多国籍チーム、かなりの幅を利かせていて、ドバイ人は見る影もなく・・・。 そして、その多国籍チームはあんまりドバイ人のことをよく思っていないようで、「ドバイ人はたいして働かないのに、お金とポジションだけはしっかり握っている。」と愚痴混じりのトークを聞かされたりしました。 このように、多数の外国人労働者の働きで発展を遂げてきたといっても過言ではないドバイなのですが、今日の日経新聞にたまたま「ドバイで外国人労働者の失業問題が深刻になってきている。」という記事を発見。 なんと、記事中、金融アナリストによると、「一日に千人もの労働者が母国に帰っている。」として、今年のドバイの総人口が8%減少すると予測しているのです。 まさにドバイの転機。 どのような方向に行くのでしょうか。
by munan-munan
| 2009-03-15 22:52
| アラブ首長国連邦
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