人気ブログランキング | 話題のタグを見る
北京歓迎你
北京歓迎你_b0112443_121235.jpg


街のショーウィンドウに飾られた北京オリンピックのマスコット人形。
彼らの名前の読みを合わせると「北京歓迎你」となり、日本語の意味だと、「北京へようこそ」
可愛いかどうかは、ここではコメントを避けます・・・。

上海に住んでいた時は、「北京オリンピックが開催される!」ということは、日常生活ではそんなに感じなかったのですが、やはり、北京は違います。

バス停では、「北京奥運会(北京オリンピックの意)」の文字が入った赤いタスキをかけたおじさん&おばさん達が、オリンピックに向けて「文明的乗車」を皆に守ってもらうよう活動していたり、
バスに乗れば、車内の電光掲示板に「文明的行動」でもって、オリンピックを成功させましょうみたいなスローガンが流れています。

この「文明」という中国語、中国の町や工場へ行けば必ず目にするスローガンに載る言葉なのですが、日本語に訳すのが難しいのです。「文化の高い」とか、「道徳のある」とか、「現代的な」とか、なんと言ってよいか・・・。
たまにトイレでも「文明的マナー」でもって使用してね、なんて書かれています。

テレビをつければ、オリンピックの話題を毎日どこかのチャンネルで見かけるし、街にはいたるところに「オリンピックまで、あと、○○日」という看板を目にします。

盛り上がってますね。

北京人と話すと、よくオリンピックの話題が挙がります。
学校で、「給我印象最深的是・・・(私に最も深い印象を与えたのは、・・・)」を使って北京について語ってと先生に言われ、

私「渋滞と大気汚染がひどいことでしょうか・・・。」
なんて、正直なコメントを話し始めると、

先生「あー、外国人のあなたがそんな風に思っているなんて、北京オリンピックが無事に迎えられるかどうか心配ねぇ・・・。」

って真剣におっしゃってました。
もちろん、その後、フォローではないですが、いい印象についてもコメントしておきました。

確かに、どこかの国の水泳選手は北京の大気汚染の選手への影響を気にして、試合ぎりぎりまで中国入国しないようにするというニュースを見た気が。
中国産の食品や薬など、最近よく問題になってますし・・・。

大丈夫か、中国?
# by munan-munan | 2007-06-11 11:01 | 中国 北京
北京手作りおもちゃ
北京手作りおもちゃ_b0112443_22193038.jpg


今日は、日曜日で学校お休み。

最近小謝は琵琶を習い始めたので、毎週日曜の朝は琵琶の学校へ行ってます。一緒にくっついて行って、彼女のお稽古ぶりを見学。
なんと、琵琶の先生は以前日本に住んでいたらしく、旦那さんは今も日本にいるそう。私達が日本語で会話しているのを、生徒の皆さん興味深々に見てました。

先生がその後、中国人生徒に「いかに日本のサービスがすばらしいか」について、日本の某チェーン居酒屋を例に熱く語っているのには笑えました。

先生「だってね、「すみません」って呼べば、すぐ店員が愛想よく飛んでくるのよ!中国のレストランは服務員がうじゃうじゃいるだけで、ぜんぜんだめ!それに・・・ (以下延々と語る)」

午後は家の近くの潘家園古物マーケットへ出かけました。
怪しい骨董品から外国人受けする中国みやげまで、「中国らしい」ものがたくさん売っています。

骨董品の良し悪しの分からない私と小謝は、見て楽しもうということで、ぷらぷらしていたのですが、1つ気になるモノを発見。
北京手作りおもちゃ_b0112443_21114135.jpg
これ、「にゃぁと鳴く猫のおもちゃ」 なのです。写真にあるように、下についている黒い紐を上から下へ手でしごくとホントに「にゃあ」って音がします。

猫売りおじさん 「これは、50年前、北京で子供が遊んでいたおもちゃんなんだぞ。今となっては、もうこれを作れるのはわしぐらいだ。」

さらに、「外国人は40元だけど、中国人なら5元!」
えっ? そんな悪どい商売してるのか・・・。

ちょっと待ってよ、私、外国人なんだけど・・・。おじさん気づいてない。

というわけで、私と小謝、めでたく?5元で2個お買い上げしたのであります。
# by munan-munan | 2007-06-10 16:06 | 中国 北京
餃子を作る
餃子を作る_b0112443_21563614.jpg


この大量の餃子。

「北京にいる間、何が食べたい?」
という家政婦のおばさんの問いに、

「中国の餃子の作り方を教えて!」
という私の希望で、家政婦のおばさん指導による餃子作りを行いました。
生徒は私と、ホームステイ先の小謝です。

今日の中身は、中国のさやいんげん(日本よりずっと長い)を下ゆでし、みじん切りしたもの、豚ひき肉、しょうが、にんにく、もろもろ調味料。これを一緒に合わせ、よく混ぜます。このとき、箸で円を書くように混ぜるのですが、おばさんによると、

「絶対、まわす方向は変えないこと。同じ方向にくるくるとね。」
だそうです。

皮は、小麦粉に少しずつ水を加え、よく練り、よい固さになったら15分ほどボールに入れて蓋をして寝かせます。

下ごしらえが完了すると、いよいよ皮に具をつめます。
皮は、最初に細長く伸ばし、金太郎飴のように、ぶつぶつ2センチほど切っていき、その小さい塊を手で直径3センチほどの平たい円に整え、最後に麺棒で大きく伸ばします。

いつもは料理をしない小謝でも、さすが、中国人、餃子作りは手馴れています。

出来上がった餃子は、大きな鍋でゆでて出来上がり。
黒酢、生にんにくみじん切りをつけていただきます。

中国式皮の閉じ方がなかなか難しい!!
というわけで、出来上がりを見ると、どれが私で、どれがおばさんのか一目瞭然。。。

皮がもちっとしていておいしいです。
それに、さやいんげんで餃子というのも新しい発見。
# by munan-munan | 2007-06-09 19:15 | 中国 北京
新しく生まれ変わる街
新しく生まれ変わる街_b0112443_059382.jpg


北京のとある街角。古い建物が取り壊された後の様子。

ふらふらと歩いているとたまにこういう光景を目にします。
私がいた時は、天安門広場の南、前門付近もきれいなショッピング街に変身させるべく、工事が行われていました。

また、去年の冬に北京を訪れたのですが、その時の王府井と今回の王府井にも変化が!
メインの通りをきれいにするために道路を補修しており、もくもくと砂塵が舞ってました。

そして、前回行った、古めかしい建物の中にある餃子屋さんにもう一度行ってみようと思い、歩いていると、そこは建物が跡形もなくなくなっている。歯が抜けたように・・・。
となりのワンタン屋さんは残っているのに。

ちょっと寂しい気分になりました。

北京にたくさんある胡同も再開発に伴い徐々に姿を消しているようですし、高層ビル建設工事をいたるところで見かけます。

新しくきれいな街になることは、そこに住む皆に歓迎されることなのでしょうか、外からやってくる私にとっては、中国らしい「伝統的な」、「文化的な」、「古きよき」モノにやはり惹かれるのです。

この現象は、大都市上海も同じで、古い味のある建物がどんどん消えていってます。

私や、日本から上海に遊びに来た友人は、老西門あたりの、古い町をとても面白い場所と捉えるのですが、上海人にはどうもそれが理解できない様子。
彼らは、浦東という、新しく開発された上海を案内したがり、自慢に思っています。

うーん、複雑です。
# by munan-munan | 2007-06-08 20:56 | 中国 北京
渋滞の町・北京
渋滞の町・北京_b0112443_054214.jpg


ホームステイ先の潘家園付近、夕方の道路状況。
写真の向かって左斜線、ぼちぼち車が増えだしたところ。

いやー、北京は渋滞がひどいって、よく中国のテレビ報道で見てたんですが、
こんなにひどいとは思わなかったです。

初めて北京を訪れたのは、去年の冬。
出張で山東省に行くのに、「中国の首都は見ておきゃなきゃ!」と、無理やり週末の休日をくっつけて北京を訪れたのですが、週末のせいか、ひどい渋滞には遭遇しませんでした。

しかし、今回は超短期間ながらも、生活してみるとこれがひどいひどい。

ホームステイ先は最寄に地下鉄駅がないので、通学やいろんなところに出かけるのにバスを利用してました。安いですしね。(近いところだと1元)

学校は北京駅の近くで、朝9時から授業開始。8時には家を出ないと間に合わない。
40分ほどのろのろバスに揺られて、やっと到着。
授業終了後、お昼にまっすぐ家に帰った場合、15分ほどバスに乗るだけで家の最寄バス停に到着。

学校に行くだけで、もうぐったりです。

都市計画が良くないこと、道路設計の問題、そして急激な富裕層増加に伴うマイカーの増加等々、色々指摘されています。
この渋滞、車を買ってそれを利用する人、車を持たずに公共交通を利用する人、お互い不快なんですよね。

ホームステイ先の小謝は、勤務先が自分が住んでいるマンションの管理会社で、事務所が歩いて5分のところ。
北京に住んでいる人なら、誰もが羨む好条件です。

「毎日住人の苦情処理は大変だけど、渋滞と無縁という条件は捨てられない!」
って申しておりました。毎日のことですからね。重要だよなぁ。

ただし、

小謝 「家が近いから、深夜にトラブルや問題があったら、私が呼び出されるけどねぇ。」
# by munan-munan | 2007-06-07 18:30 | 中国 北京