唐の時代、トルファンは「歌舞之郷」として当時から有名だったそうです。 ウイグル族にとって、お客のおもてなしで重要なのが、その歌と踊り。 いくつか踊りを披露していただきました。 ウイグル族の女性ってホントきれいなんですよね。 そのうち、面白かったのが、写真の踊りです。踊りの意味は、 男性 「嫁給我吧!!」 (=結婚してくれ!!) 女性 (両手を右側に上げながら) 「爸爸不同意。」 (=お父さんが許さないし。) (両手を今度は左側に上げながら) 「媽媽也不同意。」 (=お母さんも許さない。) (顔を正面に向けたまま、首を左右に振る)「我也不同意!!」 (=私も同意できないわ!!) という、なんとも男性が可哀想?な踊りなのです。 さて、美しいウイグル女性、さぞかし漢民族の男性にももてるのだろうなと思ったのですが、ウイグル族と漢民族の結婚はとても少ないと聞きました。ウイグル族はイスラム教徒。非イスラム教徒との結婚は難しいのでしょう。そして、言葉、生活習慣、食べ物の嗜好も異なるので、結婚にはなかなか至らないそうです。 しかし、ガイドさんが話してくれたのですが、数年前、旅行で新彊に訪れた裕福な台湾人が、美しいウイグル女性を甚く気に入り、旅行から台湾へ帰った後、もう一度新彊を訪れ、「嫁探しツアー」なるものを敢行し、無事?お気に入りの女性を見つけ、結婚し、台湾へ連れ帰ったそうです。 すごい話ですね。 #
by munan-munan
| 2007-06-18 14:40
| 中国 新疆
今日参加したツアーは正解でした! 参加者は少人数で、車はミニバス。遅れることなく無事に出発です。ガイドの男性は経験豊富で、話もうまい。 ウルムチからきれいに整備された高速道路を走り、途中、風力発電所等を寄りながら、3時間程でトルファンに到着します。昔、高速道路がなかった時代は、5時間以上かかり、今のように日帰りで訪れるのは無理だったそうです。 トルファンは古代シルクロード上の重要都市で、昔、新彊および中央アジア一帯を「西域(xiyu)」と呼ばれていたのですが、その「西域風情」を感じることができます。 そして、トルファンといえば、ウイグル族。 ウイグル族の祖先、回鶻人が最も早く集まり住んだ場所の1つといわれています。 現在、トルファン地区の総人口の70%以上がウイグル族です。 ツアーに参加しているのは、ほぼ全員漢民族。ウイグル族の彼らとは同じ中国人といえども、文化、風習、宗教、言葉が違います。 バスの中でウイグル族について、ガイドから色々な話を聞いた後、ウイグル族のお宅訪問をしました。 彼らはお客をもてなす時に、よく果物を振舞うそうです。スイカ・メロン、どれもおいしいです。 家には写真のように、トルファン名物の葡萄棚があるのですが、残念ながらまだ成熟していません。 しかし、ツアー客に向けて、ちゃっかり「葡萄干(干し葡萄)」を販売していました。 どれが上等で、どれが量販店向けのモノかなどレクチャーしてくれます。 試食だけさせてもらいました。(ずるいですね・・・。) 日本では、干し葡萄といえば、紫色のものを想像しますが、新彊では、大小様々、色も様々な葡萄干が売られています。 緑色の葡萄干は甘さも控えめでお勧めです。ただし、悪質なものもあるのでご注意を!! #
by munan-munan
| 2007-06-18 14:07
| 中国 新疆
ウルムチとは、モンゴル語で「优美的牧場(=美しい牧場)」の意味です。 しかし、写真のようにウルムチは大都会です。 「世界上离海最远的大城市(=世界で最も海から遠い大都市)」 と中国では言われています。 夜、せかせかツアーから戻った後、明日どうしようかと思案。 若い私なら、重たいバックパック担いでトルファンへというところなんでしょうが、それも大変だし、時間もないし・・・、やっぱりトルファン行くなら一日ツアー利用か? しかし、また今日のようなツアーだったら・・・。 ということで、昨日と同じホテル下の旅行会社へ行くと、ツアー担当の彼がいました。 男性 「帰ってきたんだね! 今日の朝はすみません、遅れて。天池どうでしたか?」 私 「景色は良かったけど、ちょっと忙しかったかなぁ。現地での時間が少なかった。いつもあんな風に遅れて出発するの?」 男性 「今日はたまたま、北京から申し込んでいたお客と連絡がうまく取れなくてピックアップに時間がかかってしまったんです。いつもはそんなことありません。」 ん?北京から申し込んだ客? それって、一緒に行動していた科学技術院の二人?彼女達は私よりも長い、2時間待たされたって言ってた気が・・・。 私 「明日、トルファン一日ツアー参加しようと思ってるんだけど、こんなことないよね?」 男性 「絶対ないです。明日は問題ありません!」 この一日ツアー、たくさんの旅行会社から申し込まれた個人旅行客を、寄せ集めて1つの団体にするため、どこで申し込んでも値段が多少違うだけで、内容はほぼ変わりありません。 (外国人向けツアー、豪華ツアーになるとまた違います。) ま、いいか。(← 面倒くさがり&楽天的な私。) 結局申し込みました。 #
by munan-munan
| 2007-06-17 22:37
| 中国 新疆
このように、湖の周りを歩いて散策することができます。 歩いていくと、湖の奥には、お寺があります。 さて、前回の続き。このツアーはどのようなものだったのか・・・。 「明日、9:30にホテルのロビーに迎えに行きます。」 と夜に旅行会社から電話が入ったので、次の日、時間通りにロビーのソファーで待ってると、これがなかなか来ない。 15分、30分、45分・・・。待てども待てども車が来る気配がない! そうよ、私はこんなこともあろう事かとすぐそこの旅行会社で申し込んだんだ、と思い、行ってみても、まだ誰も来てない。 さすがに、イライラきて、旅行会社の看板に書いてある携帯へ電話したら、 昨日の担当の男性が出てきて 「すみません、もうちょっとでそっちに着くから待っててくださーい。」 その後、15分たっても現れない。もう一度電話。 「すぐ行くから待っててくださーい。」 「さっきももうちょっとで、って言ってたやん?すぐっていつなんよ!!(怒)」 「10分後ほどで・・・。」 10分経っても現れず、旅行会社をもう一度のぞくと、昨日いた女の子が出勤していたので、 私 「昨日天池に行くツアー申し込んだんだけど、まだ、迎えが来てないんだけど。もう1時間以上待ってるのに。」 女の子 「おかしいわね。もう11時近いのに。けど、私は航空券予約担当で、となりの男性とは違う会社だから、よく分からない。」 私 「なんとか、調べてもらえない?」 (← 中国では、粘りが必要。) 女の子 「電話してあげるから待ってて。」 で、電話してくれたら、同じように「待っててくれ。」の回答だったらしい。 結局、11時過ぎに、昨日の旅行会社の男性と、大きなバスが来ました。 バスに乗り込むと、くるくるいろんなホテルへの迎えに連れられて、皆ぐったりしてました。 というわけで、このツアー、現地で時間が押し気味で、せかせかと観光し、お腹が減った中国人はぶーぶー文句言いっぱなし。昼ごはん食べたのは4時半。 北京の中国科学技術院?(正式名称忘れました。)から出張でウルムチへ来ていた23歳の女の子(ハルピン出身)とその上司(河南省出身)2人と行動を共にしていたのですが、彼女達もかなりのご不満の様子。 けど、「北京には、こんなきれいな水のある所ないわ!」って少しはしゃいでました。 せっかくの景色だったけど、待たされた、忙しかった、という思い出の方が強い。 #
by munan-munan
| 2007-06-17 15:07
| 中国 新疆
「中国のスイス」と称される天池。 ウルムチから90kmと大都市の近くにある景勝地ですが、標高は1980mと高く、ひんやりと心地よい空気の中、湖の向こうに雪山のボゴダ峰を望むことができます。 さて、自分一人で行くことも可能なのでしょうが、ここは中国、現地発着ツアーに参加するのも私にとっては楽しみの一つです。 なぜなら、 ①現地ガイドの中国語解説が聞ける。=旅行しながら、勉強するという一石二鳥を狙える。 (集中力をかなり要する&難しすぎることは分かりませんが・・・。) ②ツアーに参加している全国各地から来た中国人旅行者と知り合える。 からです。まあ、楽チン、安い、ご飯がついてるなんて理由もありますが。 特に②は、一日行動を共にしていると、お互い「どこから来たんだ?」という会話に始まり、その人の住んでいる町の話や旅行の話になります。中国は広いですから、様々な地域から参加しており、そういった人達の話を聞くのは楽しいのです。 で、昨日半日ウルムチ市内を散策した後、便利だからという単純な理由で、宿泊しているホテルの下にある旅行会社で、”天山天池一日游”という一日ツアーを申し込みました。 (ツアー代金160元+現地でロープウェー代35元。事前にネットでいろんな旅行会社の価格見ましたが、ツアー代150元~180元くらい。ウルムチの人民公園で直接申し込むと、もうちょっと安い。) この時、このツアーの悲惨さを私はまだ知りません。 北京からだいぶ離れている新彊は、夜11時でやっと外が暗くなります。実質北京とは時差が2時間ありますが、現地では漢民族を中心に主に北京時間を採用しています。 夜長なウルムチを堪能してたのであります。 #
by munan-munan
| 2007-06-17 09:52
| 中国 新疆
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