いろいろ連れて行ってくれた(連れ回された?)おかげで、19時過ぎにトルファンを出発。ウルムチへ向け帰路をバスが走ります。夜長な新彊なので、まだ外は明るいですが。 バスの中で、ガイドがアンケート用紙を配り、皆にこのツアー&ガイドの評価をさせるのですが、ここでガイドがなんと、私以外に日本人参加者がいることを発見! そういえば、暑い中カレーズを見てる時に、帽子や日傘を持っておらず、手ぬぐいを頭からかぶっていた男性がいたのですが、その手ぬぐい、日本でよく売っている台所用布巾だったんですよね・・・。 「日本の台所用布巾と同じだ!」 なんて、暑さのあまり朦朧とした頭でちょっと思ってたんですが、まさかその彼が日本人だったとは・・・。 ガイド 「話を全くしていなかったので、彼が日本人だとは気づかなかったなぁ。新彊で日本人に出会うのも何かの縁だ。彼の隣の席で話でもしてこいっ!」 と強引に席替えさせられ、おまけに、 ガイド&皆 「この際だから、日本の歌でも歌ってくれ!!!」 なんて、言われます。これは、あまりにも恥ずかしいので、2人とも丁重にお断りしました。 この男性、以前私も4年程住んだことのある名古屋在住の精神科医なのでした。 中国語に興味があり、独学で勉強したことがあるそうで、大学生の頃から貧乏旅行をしているようです。このツアーは直接、ウルムチの人民公園で申し込んで参加したとのこと。 今は、仕事の都合で休みがなかなか取れず、今回も5日間の休暇を利用して、ウルムチ、トルファン、上海と回って日本に帰るようです。 「昔の旅行スタイルは今も変えれない。」っておっしゃってたのが印象的でした。 そうそう、高給なお医者様の悩みは、 「中国人って、すぐ「お前の給料はいくらだ?」って聞くでしょ、あれ、なんて答えたらいいか悩むんですよね。」 わかるわかる。私もよく聞かれるけど、高給でなくても、中国人にとって日本人のお給料の額は相当高額。 だから、私はこう答えてます。 「大学卒業して、そこそこいい会社に入ったら、初任給は20万弱。しかし、きゅうり3本で100円、コカコーラ1本120円、東京の公共バスは200円なのよ。物価高いんだよー、日本は。」 「じゃあ、日本の会社からお給料もらって中国で生活するのが、一番だな。」 頭の回転の速い方はそう切り返してくるのですが、確かに中国で豊かな駐在員生活を送られている方も多いです。
by munan-munan
| 2007-06-18 19:55
| 中国 新疆
|
カテゴリ
全体 旅のヒトコマ(ホームページ) profile 中国 北京 中国 新疆 中国 上海 中国 江蘇 中国 水郷古鎮 中国 安徽 中国 雲南 中国 広東 中国 海南島 香港 韓国 タイ フィリピン ベトナム カンボジア インド イエメン アラブ首長国連邦 ヨルダン チュニジア トルコ サイパン グアム アメリカ メキシコ グアテマラ ペルー ニュージーランド 日本 北海道 日本 関東 日本 東海 日本 信州 日本 関西 日本 宮古島 日本 温泉 我が家のベランダ/庭 未分類 以前の記事
2013年 08月 2013年 06月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 more... 検索
記事ランキング
タグ
フォロー中のブログ
リンク
最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||