昨日に引き続き、上海の友人の結婚式(披露宴)の話&写真。 指定されたテーブルに着席して、おしゃべりしながら「いつ始まるのかなぁ。」と待っていました。 そうしたら、ビールは運ばれてくるし、ワインもテーブルにセットされているし、前菜の冷菜もテーブルいっぱいに運ばれてきたのです。 そこで、同じテーブルの皆が 「さ、お酒も注いで、食べ始めよう。」となったのです。 「え???、中国って”開始します”とか何とか始まりの挨拶ってないの?勝手に食べ始めちゃっていいの?」 と聞いたら、 「ない。」 とのこと。しかもまだ会場には新郎&新婦も登場していないのです。 「ほら、進行役の司会はいないの?」と聞きたかったのですが、「司会」いう中国語が思いつかなくて・・・。 同じテーブルには2人も日本語がわかる中国人の友人がいたのですが、彼女らも「司会」という日本語が分からなくて、なんとかお互いの言語で説明しあい分かってもらったのですが、 「いると思うんだけど・・・。」くらいの程度。 周りを見渡すと、それぞれのテーブルでも飲食が始まっています。 日本式に慣れている私たち夫婦には拍子抜けしてしまったのですが、どうやら中国式はこうらしい。 お酒をついで、テーブルの皆で「乾杯!」 ごはんを食べ始めました。 そうすると、音楽とともに主役たちの登場。 何せ出席者が150人以上(これでも少ないほうらしい)なので、会場が広すぎてよく見えない&聞こえなかったのですが、男性の司会者がいて、彼女たちの簡単な紹介をした後に新婦のお父さんの挨拶がありました。 「あ~、始まったね。」ってやっと思えたのでした(笑)。 それからの運ばれてくる料理のすごいこと。 私の旦那曰く「あらゆる”肉”がでてくるね~。」 上の写真のロブスターに始まり、川魚の蒸し物、鳥の炒め物、鴨のロースト、牛の四川風炒め、豚のもも足(すごい大きさ!上海近郊の周荘の名物料理)、そして挙句にはカエルやスッポンまで・・・。 甘い料理から辛い料理まで色々あり、普段は食べないお祝いの席だけに食べるものまであるので、何料理とはジャンル分けできないのですが、中華料理なのは確か。 くるくる台座を回しながら皆でつついて食べます。 そして、「皆やっぱり中国人だ!」と日本人の私が思うのは、皆口々に一品一品批評していること。 「この魚の名前は何だっけ?」とか「この味付けはちょっと甘すぎる。」とか。 変わった形の蒸しパンが出てきたのですが、それひとつとってもストーリーがあるらしく、色々語ってくれたり・・・。 さすが、世界三大料理のひとつ、中華料理をこよなく愛している民族だけあります。 日本人みたいにイタリアンだの中華だの和食だの浮気している場合ではありません。 おかげで、今回もそうなのですが、以前中国に住んでいる間に中華料理のうんちくがだいぶたまったのでした。 次回も結婚式の様子を・・・。
by munan-munan
| 2009-10-07 19:19
| 中国 上海
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