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聖地  イエメン・ホタイブ3
聖地  イエメン・ホタイブ3_b0112443_2252255.jpg

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引き続きイエメン旅、ホタイブより。

ホタイブはイスラム教、シーア派の一派にとっての聖地。
上の写真のようにごつごつした岩山の上にぽつんと白亜のモスクが建っています。

ここへは前々日ご紹介したように、このモスク管理者であるイマームに途中まで案内され、険しい階段を上ること10分ほどで到着します。

上から見下ろす景色は絶景!
ここが聖地となった由来は聞かなかったのですが、それにふさわしい光景です。

聖地だけあって、その派閥の信者が巡礼していたのですが、話を聞くとどうやらイエメン人ではなくインド人。

インドの特にボンベイにそのコミュニティが分布しているようです。
信者男性のインド人は、イエメン人男性のように布を頭にかぶるのではなく金色の刺繍が入った帽子をかぶっています。その帽子がその宗派のしるしなんだとか。

そして、女性もイエメン女性のように黒装束ではなく、カラフルな模様が入ったワンピースOR修道女?のような服をきています。
その独特なデザインの洋服ですが、どこかで見たことがあるなと思ったら、香港の大学でクラスメイトだったイスラム教信者のインド人女性が「この服装が宗教上の正装だ。」と言っていた服と同じ!

彼女とは教室で話したり、お家に遊びに行ったりと、イスラム教についていろいろ話す機会もあったのですが、「私の宗派は世界的に見ても少数派なんだ。」と話していたのを覚えています。

こんなところで、その服装をきた女性たちをみるとは・・・。

世界は狭いですね。

聖地  イエメン・ホタイブ3_b0112443_23164614.jpg

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by munan-munan | 2008-12-25 23:19 | イエメン
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